ロジクールマウスでここ最近の一押しが「Logicool Marathon Mouse M705r」。発売が 2010 年 7 月と一年程前に出たマウスですが、"デザイン"、"操作性"、"機能性"、"価格"のバランスが良く、それ以降発売されたマウスと比較しても抜群に出来がいいマウス。
M705r の親指サイドはこんな感じでサイドボタンが 2 つ配置される。これらのボタンはロジクールのマウスウェア「SetPoint」を使うことで自由な機能を割り当てることが可能になっている。サイドはこれだけかと言えば実はもう 1 つボタンが隠れています。
それがこの白いマークがあるところで、ステルスボタンになっています。なのでサイドボタンは計 3 つ。ちなみにステルスボタンが採用された最初のマウスは MX-1100 でしたよね。
このステルスボタンも「SetPoint」で好きな機能が割り当て可能です。ロジクールのマウスは基本的にメインの左右クリック以外のボタンは割り当て自由なボタンになっているのでカスタマイズ性は良好。
実はこの M705r、以前使っていた M705 と同タイプのモデルのようで、ネットで調べても違いがよく分かりづらい。実物同士で比べたかったんですが M705 の実機が手元にないので夢叶わず。ただ以前アップした写真と比べると、①ホイールの質感が金属風メッキからトーンダウンしている、②グリップ部とマウス上部の堺の樹脂の質感が光沢ありの黒に変わっているのに気づきます。ホイールだけを見れば質感が最近のロジクールマウスのコストを抑えたタイプになっていますが、マウス全体で見れば以前より良くなった印象。
M705 のレビュー記事はこちら
・ロジクールの Marathon Mouse M705 を再び使ってみる
・『Marathon Mouse M705』のレビュー ~使用感編~
・『Marathon Mouse M705』のレビュー ~SetPoint編~
・Unifying 接続ワイヤレスマウス『Marathon Mouse M705』のレビュー
そんな M705r の先祖マウスがあの VX Revolution。丁度手元に未使用の VX Revolution があるので比較。
デザインは似ていますがサイズは VX Revolution の方が一回り小さい。
VX Revolution にはステルスボタンがありません。代わり?に人差し指で操作するボタンが左クリック脇にありますが正直使いづらいボタンでした。M705r は 3 つのサイドボタンとホイールの左右の傾き 2 つで計 5 つのボタンにそれぞれに機能が割り当てられます。5 つのボタンが自由に使えれば大抵の人は十分ですよね。
僕がいつも設定するのは「Alt + Left」「Ctrl + W」「閉じる」の 3 つ。個人的にマウスで自由に使えるボタンが 3 つ以上ないとメインのマウスとして失格で、欲を言うとこの 3 つが親指で押下できる位置にあってほしい。そんな親指 3 つマウスとなると、ステルスボタンを採用したマウスか、13 ボタンの G700、M950、MX-1000 くらいしか思いつかないんですが。
ワイヤレスマウスの宿敵、バッテリーの持ちに関しては仕様上で最大 3 年ということ。実際、使い途中のエネループで試すと次の電池交換は 738 日後。G700 の電池交換が約 1 週間間隔だったのを考えると雲泥の差。電池交換の頻度が少ないのは、ワイヤレスマウスをメインで使う人にとって非常にありがたい。
マウスとしての基本性能は当然しっかりでそれプラス、カスタマイズ可能ボタンが 5 つ、高速スクロールホイール、バッテリー寿命 3 年、ホールド感抜群のデザインときた M705r はおそらく万人に薦められる仕上がりのマウスなんじゃないかと思います。その分とんがった特徴がないとも言えるのかな?
LOGICOOL ワイヤレスマウス マラソンマウス Unifying対応レシーバー採用 M705r posted with AmazonAfflet at 11.09.19 ロジクール 発売日: 2010-07-23 価格: 4300円 (定価:6980円) | |